日本シニア卓球協会(プロツアーリ-グ) 

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何の為に認知症卓球に取り組むのか  
              平成29年2月11日


 私は小学校の時より卓球を始めて今年で50年になります。認知症卓球の直接の動機は昨年認知症の母親が亡くなったことです。軽い症状でしたが、物忘れ直前記憶の喪失等では、大変な思いを経験しました。卓球が脳に良いと言うことは数年前より知っていましたが、その効果を自身の母親に施すことは叶いませんでした。このことにより、昨年団体の法人化を契機に三本柱の中心に、認知症卓球を置きました。両脇に地域活性化、プロリーグ運営この三つの基軸が当団体の骨格を形成しています。何の為に私が50年間卓球をしていたかと言う結論がここにあります。


 我が国は、2025年には認知症患者が700万人になると予想されています。日本人は『有終の美、終わり善ければ全てよし』と言う価値観を大事にしてきましたが、それが、認知症にかかると人間としての尊厳性が奪われ、日本人の美意識が根底から崩れるという一面、癌よりも恐ろしい症状です。この700万人に認知症予備軍を加えると、千数百万人の年配者で経験豊富な人材が社会から抹殺されることになります。この方々が元気な高齢者であれば、大きく社会貢献活動に参加して地域発展、または精神生活向上運動等に寄与頂ける存在です。認知症は個人にも大きな困難と苦痛をもたらしますが、国家、地域社会にも未曾有な多大な損害をもたらすことが推定されます。


 そこで私どもは、日本卓球療法士協会の指導下で、卓球で認知症改善に効果がある療法卓球を広める活動を展開致します。
2015年度、内閣府主催のコンテストにおいて、脳の健康促進では、革新的なアイデアの一つとして卓球が選ばれています。それによると、発生学的には目は脳の一部であり、脳そのもの「目は脳の最先端」と言われています。卓球で視神経を鍛えれば脳機能が改善されると言うことです。


以前、九州のある病院で脳血管障害の患者を対象に、リハビリに卓球を加えて2か月間行ったところ、車椅子の人が42人から15人に減った。また重度痴呆と診断された人20人が卓球後には、7人とほぼ3分の1まで改善し、正常と判断された人は34人から59人と1.7倍に増加したと言う大きな改善効果が報告されています。このことは、療法としての卓球が認知症の特効薬になると言う大きな証明でもあります。この観点からは、自身の病気は自身の自然治癒力で治すと言う前提であり医者、療法者はサポーターとしての役割です。これは現在欧米医学の潮流になりつつある統合医療の基本概念に沿った療法とも言えます。



 しかし、この様な貴重な認知症特効薬が今日まで、社会から疎外、封印されていると言う現実です。これは直接的には我々卓球関係者の心と精神の怠慢であったと、深く反省しています。従って、この特効薬の啓蒙運動を多くの同志同友参加の下で全国に向け展開したいと考えています。それにはまず地元岡山県を「全国一の認知症減少県」これを直近の課題として取組み、「日本全国の県が参加して認知症減少を競う」・・・これが私の卓球プロリーグ運営の基本理念であります。
      

一般社団法人 日本プロツアーリーグ連盟 代表理事 岡本 研二





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